口栓溶着装置 HM300-3HS-SL 口栓溶着装置 HM300-3HS-SL

1.摘要

本装置は、スパウトをパウチの所定の位置にシール熱溶着する装置です。溶着ステージを基本に、センター付けコーナー付けをワンタッチで切替えが可能でパウチサイズ変更も簡単に行える汎用性の優れた装置です。パウチは平袋スタンディングに対応します。(ガゼット袋等、特殊な形状についてはご相談ください)

2.基本仕様

対応パウチサイズ 75mm~220mm
長さ125mm~350mm
コーナー付け時は、スパウト溶着位置から対角までの長さが125mm以上とする
対応スパウト 基本 1種類 リップ部厚み25mm以内 幅45mm以内に対応
スパウト供給用パーツフィーダー、関連治具を用意することにより増設可能
スパウト溶着位置 センター付け角度0°
コーナー付け角度0°~60°(角度調整はメカニカル調整式)
シール対応寸法 5mm~15mm
長さ最大220mm
処理速度 マシンサイクル 20~40ショット/分
※パウチやスパウトの材質により実働速度は変わります。
シール機構仕様 スパウト予熱エアシリンダ開閉
溶着第1ステージサーボモーター開閉
溶着第2ステージサーボモーター開閉
溶着第3ステージサーボモーター開閉
冷却ステージサーボモーター開閉
シール温度 スパウト予熱ステージ常温~250° ±10%
第一溶着ステージ 常温~250° ±10%
第二溶着ステージ 常温~250° ±10%
第三溶着ステージ 常温~250° ±10%
冷却ステージ5° ~常温 ±10%
シール位置精度 幅 方向±0.5mm
長さ方向±0.5mm
シール強度 50N/15mmを基本とします。
運転時排出基準
  1. スパウトのついてない製品
  2. 自動運転中、予熱部に指定時間以上とどまった場合(スパウトの異常溶解)
  3. 自動運転中、シール部に指定時間以上とどまった場合(高温により素材がこわれる)
  4. 自動運転中、非常停止等により機械が停止した場合、中に残ったワークは全て不良品排出
※スパウト未装着、高温状態に長時間停滞し、素材に著しく悪影響を与えたと判断した場合(停止時間任意設定)不良品として良品とは別途の場所に排出します。その他御社ご指定ある場合は可能な限り対処いたします。